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MCIスクリーニング検査は、認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)の兆候を早期に発見できる血液検査です。詳しくはお問い合わせください(TEL:047-306-3557)

当院の駐車場がいっぱいか停めにくく、50m先のベアビルタワーパーキングに駐車された場合は、1時間無料券を差し上げます。
浦安せきぐちクリニック
〒279-0004
千葉県浦安市猫実5-17-27
TEL. 047-306-3557
駐車場・駐輪場有
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診療時間
9:00~12:30/15:00~18:30
休診日:日曜 祝日
診療時間外は、セキュリティーのためエレベーターが使用できなくなっております。原則、午前は8:45から、午後は14:45からお入りになることが可能です。御用の場合はインターホンをお使いください。


2017年10月
インフルエンザワクチン供給不足(浦安・新浦安・行徳・葛西・船橋のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のクリニックならばせきぐちクリニック)
2017年10月15日
浦安のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のせきぐちクリニックの院長、関口です。
今冬のインフルエンザワクチンは、製造の遅れから製造予定量が昨年には達しないことが明らかになりました。
インフルエンザワクチンの供給予定量の見通しでは、需要が高まる時期に供給が追いつかないことが懸念されております。
これを受けて千葉県医師会から、インフルエンザワクチンの有効使用を工夫しなさいとのお達しを受けました。
文面をかいつまんでみると、WHOは9歳以上の小児および成人に対しては1回接種が適切としており、13歳以上は原則1回接種とすることとして適切な使用を心がけなさいということです。
当院では、何とか手を尽くし毎年いらしてくださっている方のための分は確保できました。
今のところは大丈夫そうですが最悪の場合、他地域からの初診の方は接種をご遠慮いただくことも想定しなければと考えております。ごめんなさい。
関節リウマチ治療のバイオシミラー(浦安・新浦安・行徳・葛西・船橋のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のクリニックならばせきぐちクリニック)
2017年10月14日
浦安のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のせきぐちクリニックの院長、関口です。
関節リウマチに対する生物学的製剤による治療は、その薬価のため問題となることが多いです。
だがら、少しでも薬価が安くて済むようにと「バイオシミラー」が話題の一つとして挙がるのは当然と言えば当然です。
「バイオシミラー」とは、すでに承認された生物学的製剤と同様に作用するよう製造された医薬品ですが、いわゆるジェネリックとは違いその製法は先行の生物学的製剤とは全く異なります。
つまり、製造過程において小さな違いが出たとすると、その製品の品質特性が大きく変わる可能性があるものです。
このため、バイオシミラーの製造販売承認申請には先行の生物学的製剤に対する同質性と同等性を証明する非臨床・臨床試験が必須となります。
だから、色々と開発費用がかかり思ったほど安くはなりませんでした。だいたい先行生物学的製剤の7割ほどの値段となります。
色々と考えさせられます。
ヒュミラ®️(アダリムマブ)(浦安・新浦安・行徳・葛西・船橋のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のクリニックならばせきぐちクリニック)
2017年10月13日
浦安のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のせきぐちクリニックの院長、関口です。
関節リウマチや乾癬でヒュミラ®️(アダリムマブ)をお使いの方からの評判が思いのほか良く驚いております。
たしかに世界的なシェアは、ナンバーワンで効果も優れております。
皮下注射のため、容量も従来と比較して半分にし痛み対策もされ、大変重宝です。
前立腺癌 手術支援ロボット「ダヴィンチ」(浦安・新浦安・行徳・葛西・船橋のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のクリニックならばせきぐちクリニック)
2017年10月12日
浦安のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のせきぐちクリニックの院長、関口です。
手術支援ロボットのダヴィンチが脚光を浴び、2012年4月より前立腺癌の全摘出術に限って公的保険が適用されました。
あれから5年が経ち、他の癌への保険適用が望まれている昨今です。
前立腺癌のスクリーニングについては、PSAという癌特異抗原検査が威力を発揮します。
その後、前立腺癌の診断は男性ならば決して望まない前立腺生検が待っております。
いずれにせよ、前立腺癌は男性ならではの癌です。
PSAを適宜測定し、4〜10というグレーゾーンの値ならば専門病院での対応が必要となることもあります。
乾癬、当院皮膚科の意味②(浦安・新浦安・行徳・葛西・船橋のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のクリニックならばせきぐちクリニック)
2017年10月11日
浦安のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のせきぐちクリニックの院長、関口です。
乾癬による関節破壊は、けっして乾癬の皮膚症状が悪い人におこるわけではないというのが重要です。乾癬は良い状態なのに、指先が腫れてずんぐりしていて痛む。
ご存知のように当院では関節リウマチの専門治療が受けられます。
だから、乾癬の方で10年経ったくらいに関節症状がでて乾癬によるものとは思わず、関節リウマチではないかということで来院される方も多いです。
乾癬性関節炎は、不可逆的な関節破壊を起こしますので理想としては早期に治療を始めることです。
これって、関節リウマチ治療のコンセプトですね。実際、抗IL-17A抗体や抗IL-17R抗体などを除けば治療に使用する薬剤は、ほぼ関節リウマチの治療薬です。
するどい方は、もうおわかりですね。当院で取り組んでいる命題は、ずばり関節破壊を守ること。だから、乾癬の専門治療を行うため皮膚科専門医もいてリウマチ専門医もいてということ
なのです。
乾癬、当院皮膚科の意味①(浦安・新浦安・行徳・葛西・船橋のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のクリニックならばせきぐちクリニック)
2017年10月10日
浦安のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のせきぐちクリニックの院長、関口です。
乾癬という病気をご存知ですか?
以前は、乾癬という皮膚の落屑をおこす病気はあまり知られておりませんでした。加えて不可逆的な関節破壊を起こすこともまれとされておりました。
この乾癬による関節炎をリウマチ専門医ならば乾癬性関節炎、皮膚科専門医ならば関節症性乾癬と言います。名前は2つもいりませんので、まとめてくださいと言いたいです。
ある施設で調べてみると乾癬の方の多くて10人に1人は、関節破壊がおこるとわかり、さあ大変ということでより積極的に治療をしていこうという風潮になってきております。
アセトアミノフェン製剤の供給不足(浦安・新浦安・行徳・葛西・船橋のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のクリニックならばせきぐちクリニック)
2017年10月9日
浦安のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のせきぐちクリニックの院長、関口です。
アセトアミノフェン原末を生産している会社が、医薬品医療機器総合機構に無届けで中国の原薬を混入し、製造販売しておりました。
このため出荷自粛となり、アセトアミノフェン細粒、坐剤、ドライシロップ、シロップなどが不足し入手困難になり始めております。
小児には痛手です。「小児の解熱剤」イコール「アセトアミノフェン」のため、無駄な使用を避けるようにと通達がきました。
関節リウマチのメトトレキサート(MTX)
2017年10月8日
浦安のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のせきぐちクリニックの院長、関口です。
2010年のACR/EULARの関節リウマチの新分類基準では、関節リウマチの診断がついたならばすみやかなメトトレキサート(MTX)治療を開始することが原則となっております。
関節リウマチは、関節炎と関節破壊の2つにより機能が障害されます。関節炎は、炎症を抑えることができれば元に戻りますが関節破壊は一度おこれば元には戻せません。
だから関節破壊が起こる前にすみやかな治療が必要とされるのです。
無機化合物のメトトレキサート(MTX)は、関節炎と関節破壊を抑えうる経口薬でとても便利な薬です。
しかし、服用量を増やしていくと口内炎、胃腸症状、肝機能障害、血球減少などの副作用がでる場合がありますし、服用量に関係なしに間質性肺炎が起こることがあります。
優れてはいるが、副作用も怖い。
綺麗な薔薇には棘があると言った感じでしょうか。
いずれにせよメトトレキサート(MTX)をうまく使いこなせるかどうかがリウマチ専門医の力のみせどころでしょう。
関節リウマチのメトトレキサート治療中に予防接種を受けて大丈夫?
2017年10月7日
浦安のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のせきぐちクリニックの院長、関口です。
先日、関節リウマチでメトトレキサートを服用中ですが予防接種は受けても大丈夫なのでしょうか?という質問をお受けしました。
予防接種には、生ワクチン(BCG、麻疹、風疹、水痘・帯状疱疹など)、不活化ワクチン(インフルエンザ、肺炎球菌など)、そしてトキソイド(破傷風、ジフテリアなど)があります。
これらのうち、生ワクチンは弱毒化ということで作成されておりますので、接種すると本当に感染をしてしまう可能性があります。
避けてください。
一方、インフルエンザワクチンや肺炎球菌ワクチンの接種は積極的に受けるように日本リウマチ学会からも推奨されております。
サリルマブ(ケブザラ®️)(浦安・新浦安・行徳・葛西・船橋のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のクリニックならばせきぐちクリニック)
2017年10月6日
浦安のリウマチ科・内科・皮膚科・泌尿器科のせきぐちクリニックの院長、関口です。
ヒト型抗IL-6受容体モノクローナル抗体のサリルマブが商品名ケブザラ®️として、既存治療で効果不十分な関節リウマチへの効能・効果で製造販売承認を取得しております。
個人的にはサリルマブの方がなじみがあるのですが、ケブザラと濁点ばかりのカタカナ名・・・。そのようなネーミングになっては仕方ありませんので、慣れるしかないでしょう。
先発生物学的製剤の後発品、厳密には同等とは言えないためバイオシミラーと言いますが、これらも今後出てくるので、関節リウマチの治療は更に誰にどのような治療をしていくべきか
見定めていかなければなりません。でも、まだ使用前に十分と言える有効性予測はできないのです。
先輩先生方の時代は、ステロイド薬や金製剤などしかなかったから関節が破壊されていくのを指をくわえて見ていくしかなかったので、さぞかし
無念であったろうと思います。だから、贅沢な悩みとも言えるかもしれませんが、種々の薬剤がある今日、それでも原因治療とは言えず関節リウマチ治療には課題が山積みです。
今ある薬剤を適切に使用しより良い結果を残すべき日々努力するしかないのです。