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MCIスクリーニング検査

MCIスクリーニング検査は、認知症の前段階である軽度認知障害(MCI)の兆候を早期に発見できる血液検査です。詳しくはお問い合わせください(TEL:047-306-3557)

クリニック概要
せきぐちクリニック 外観

当院の駐車場がいっぱいか停めにくく、50m先のベアビルタワーパーキングに駐車された場合は、1時間無料券を差し上げます。

せきぐちクリニック
〒279-0004
千葉県浦安市猫実5-17-27
TEL. 047-306-3557
駐車場・駐輪場有
→アクセス・地図

診療時間
9:00~12:30/15:00~18:30
休診日:日曜 祝日

診療時間外は、セキュリティーのためエレベーターが使用できなくなっております。原則、午前は8:45から、午後は14:45からお入りになることが可能です。御用の場合はインターホンをお使いください。

せきぐちクリニックは難病指定医です

2014年8月

ガングリオン

2014年8月26日

けっこうガングリオンって悩まれている方がいらっしゃいます。

ガングリオンは、関節や腱の近傍に発生する単房性または多房性の厚い線維性の被膜に覆われたゼリー状の液体を容れた嚢胞性腫瘤。
若い女性に好発し、約10%に外傷の既往を有します。
また、手背に最も多く発生します。

ガングリオンが血管壁や神経を圧迫する場合は、痛みやしびれを起こすことがあります。
約2/3は数年後に自然消退します。

関節リウマチ雑談-2

2014年8月25日

関節リウマチは、原因がまだまだわからないことだらけであるため治療をして関節リウマチの何が良くなっていれば良いのかという統一した基準が驚くべきことにありませんでした。

よく目にする悲惨な場面としては、大学病院の外来があまりにも忙しいため、ろくに話もせず関節評価はそっちのけ、ただ血液検査結果のCRPや血沈と呼ばれる炎症マーカーの上下だけを治療効果の判断として薬の処方をするというものです。

そのような中、2010年欧州リウマチ学会 (EULAR:European League against Rheumatic Diseases) を中心に「目標達成に向けた治療」(T2T:Treat to Target) という治療の勧めがまとめられ、その翌年、米国リウマチ学会 (ACR:American College of Rheumatology) とEULARで本格的な寛解基準が定められました。

T2Tとは、別にめずらしくも何ともなく「パクリ」です。

例えば糖尿病の場合は、HbA1cを7%未満しようと明確な目標を設定し治療をしますし、血圧なども140を超えないようにと明確な治療の目標を設定します。
しかしながら、関節リウマチはどうしてもこれが今までできなかった。
病態があまりにも複雑すぎてどれをどうしたら良いかということがわからなかったからです。

先人達ががんばって包括的な関節リウマチの評価法を作りあげたおかげで(DAS、SDAI、CDAIなどという評価法)リウマチもTreat to Targetを語るようになったわけです。感謝ですね。

メトトレキサート量について

2014年8月21日

以前のメトトレキサートは週8mgが上限でしたが、承認済医薬品の適応外処方について科学的根拠に基づいて医学薬学上公知であると認められる場合に臨床試験の全部又は一部を新たに実施することなく効能又は効果等の承認が可能となる制度(公知申請)により週16mgまで使用できるようになりました。

メトトレキサートは週7.5mgくらいならば服用した場合と皮下注射した場合を比べてみると同等に吸収されますが、週15mgを超えると服用した場合では皮下注射した場合に比較して約30%も効力が落ちてしまうということは知られておりました。

週16mgという量は、良いように解釈すれば効力が落ちる結果、毒性が緩和され日本において最大効果が発揮されるとも言えますが、無駄なことをしているとも言えます。

いつも外国のリウマチ専門医からは日本のメトトレキサート量は少ないと指摘を受けていたものだから、公知申請後、日本の各リウマチ専門医がこぞって幕末の尊王攘夷運動ではないけれども、「rapid escalation」「rapid escalation」と言いながら1ヶ月ごとに8mg、12mg、16mgと増量しだすようになりました。

しかし、良いことばかりではなく副作用も目立ち口内炎に始まり、胃がむかむかしたり、採血すれば肝機能障害と副作用が目につきメトトレキサートを減量し10mgくらいの量に落ち着くという結果になっております。
これは、メトトレキサートの承認用量が8mgになぜなったのかという議論に思い当たります。

最近、海外でもメトトレキサートは以前より少量でも良いのではないかという論文が発表されております。
コップに水を満たすのに、あふれさせる量をついでとりあえずあふれても満たさせるか、あふれさせないように少しずつ様子をみながら満たさせるか、この点、なんとなく外人と日本人の性格の違いのように見えて面白くなりました。
当院の平均メトトレキサート量は週9.8mgです。

安全性第一で、しっかり拝見させていただいております。

関節リウマチ雑談

2014年8月19日

生物学的製剤は関節リウマチの治療体系を大きく変えました。

リウマチ=動けなくなる病気から通常の日常生活が送れる病気に変化しました。
しかし、治療は免疫を抑えることが第一のため感染症が少なからず問題となります。
治療の際は、感染症の有無に十分に気をつけることが大切です。

生物学的製剤使用の際は、お話を良く伺い聴診など理学的所見をしっかりとり、感染症を積極的に疑って検査をする必要があります。

生物製剤投与に伴う重症感染症発生の危険因子として、ステロイド内服中、65歳以上の高齢者、生活機能障害が強い、間 質性肺炎合併、呼吸器疾患既往歴、糖尿病などが報告されており、腎機能低下や喫煙は一般的に感染症の危険性を上げるため注意が必要です。

更年期障害にメルスモン

2014年8月7日

胎盤製剤(プラセンタ)のメルスモン®は、更年期障害の効能効果を持ち、つまり45歳から55歳くらいの女性であれば保険診療内で皮下注射可能です。

有効成分は、もちろん胎盤由来成分ですが主にアミノ酸です。
リジン、アラニン、アスパラギン酸、ロイシン、グルタミン酸、グリシン、バリン、セリン、チロシン、フェニルアラニン、スレオニン、アルギニン、プロリン、イソロイシン、メチオニン、ヒスチジンがそれにあたります。

メルスモン®の特長は、日本人の胎盤由来であることです。
投与法は、週に2~3回皮下注射を行います。プラセンタ治療として、静脈内に投与している施設もありますが、無駄が多く製薬会社も静脈内への投与は尿中への排泄が早くなるため勧めておりません。

なお更年期障害ならば思ったよりも効果があるようです。
加えて、抗疲労効果や美肌効果も期待できるようです。

注意すべき点は、一度でもプラセンタ治療を受けたことのある方は、献血ができなくなるということです。

以下のリンクから問診票(リウマチ科は初診用と再診用があります)をダウンロードしていただき、あらかじめ記入してご来院いただきますと、比較的スムーズにご案内することができます。ご協力をよろしくお願いいたします。

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